コブナグサ

Arthraxon hispidus 子鮒草 別名:カリヤス(刈安)
単子葉植物 イネ科 コブナグサ属
1年草、高さ20〜50cm
花:9〜11月、淡緑色または紫色、花序の長さ3〜5cm

《名前の由来》 葉の形を魚の小さな鮒(ふな)に見立てた。
別名のカリヤスは 八丈島で呼ばれている名で、黄八丈(黄色、樺色、黒色に染めた生糸で織る高級な反物)の黄色の染料に使うそうだ。

ススキ属にもカリヤスという染料植物があるので注意

田んぼの畦にあちこちで見られます。
あまり背が高くならないみたいで膝よりしたのばっかりでした。
コメツブツメクサ
'09.10.06

花序は放射状に3〜10個付いているそうですが閉じて束になったのしかなくて放射状に開いたのは撮っていません。
小穂の先に芒(のぎ、のげ:イネ科植物の実の外側にある針のような毛)が見えますが ないのもあるそうです。
これは紫がかっていますが淡緑色のもあるそうです。

コメツブツメクサ
'09.10.06

葉の長さは2〜6cm 幅1〜2.5cmで茎を抱くのが特徴です。
コメツブツメクサ
'09.10.06

葉のふちや葉の下の葉鞘(ようしょう:葉の基部が茎に巻きついて茎のようにみえている部分)に毛があります。

コメツブツメクサ
'09.10.06