Sigesbeckia pubescens 雌菜揉、雌生揉、??(きれん。豕へんに希と草かんむりに僉)
キク科メナモミ属
一年草、高さ0.6〜1.2m、茎に毛が多い、
花:9〜10月、直径約5mm、黄色、粘る腺毛の生えた総苞が取り囲んでいる
《名前の由来》 ??(きれん)は漢方の名前(排膿・解毒の薬)
雌生揉はオナモミに対して優しい感じから雌とついた。なもみは葉をもんで薬を作る事から 菜揉みからきてるともされる。又は衣類などに付く事からなずむ(なじむ?)から変化という説もあるようです。
《場所》s,w 林縁、空き地、道端 日本全土
家の裏の蔵の後ろにそびえてました。
'08.09.17
'08.09.17
'08.09.17
花をトリミングしてみました。
腺毛がいっぱいでいかにも粘るという感じです。
'08.09.17
中ぐらいの所
'08.09.17
家の近所の峠道で 咲いたばかりのような初々しい花
舌状花がまわりにあって筒状花が中にあります。
緑色の立っているのは苞葉。裏側には腺毛はないようです。
'09.09.07
総苞の裏側も花柄も毛がぎっしり。開出しています。
'09.09.07
葉は卵状円形で3脈がはっきりわかります。
主脈の付け根のほうが赤紫を帯びるのがコメナモミと区別点になるんじゃないかと密かに思っていますが、上のほうの葉は色がついてないのもあります。
'09.09.07
長さ8〜19cm、幅7〜18cm
最初のうちは総苞片がまるまって花を包んでいる感じです。
総苞片は5枚
'09.09.07
ちょっと遠くの峠道で
総苞片が横に広がっています。表面に腺毛がびっしりついています。
舌状花が目立たなくなって果実ができている感じです。
'15.09.29
背が高くなると1mを軽く超えますが
'15.09.29
こんな低いのがありました。
低いのにがっしりとしています。
何だろうと思ったのですが メナモミのようでした。
'15.10.01
花を見ると黒っぽい果実ができています。
'15.10.01
白毛も一段と混み合ってました。
'15.10.01
ちょっと腺が細そうなメナモミ
左上にちょっと見えてるのはコメナモミです。
'15.10.01
花を下から見てみました。
'15.10.01
花をトリミング
矢印の部分が 舌状花を包んでいる鱗片です。
これにも腺毛がいっぱいついています。
衣服などにくっついて散布を助けます。
'15.10.01
花柄にももちろん白い開出毛がいっぱいですが その間に小さい腺毛が見えます。
コメナモミにはありません。
'15.10.01
葉の裏の脈にも毛がいっぱい
'15.10.01
茎にもたくさんの白毛が開出しています。
'15.10.01
対生する葉が茎の所で両方が繋がっています。
コメナモミ(左)と一緒に
'15.10.01
草刈りされた後に生えてきたような 背の低い群落。
'15.10.01