ナガハグサ

Poa pratensis 長葉草 別名:ケンタッキー・ブルーグラス(牧草として利用)
イネ科 イチゴツナギ属 ヨーロッパ原産:明治初期
高さ30〜80cm、多年草
花:5〜7月、長さ10〜20pの円錐花序、

《名前の由来》 根生葉が長いことから

《場所》 ほぼ全国:低地の土手、道路際、空き地、草地、河川敷など

在来ナガハグサもあるらしいが、帰化種との区別はつかないようだ。

いしのまきで
裏の溝の近くで群生していた。
ナガハグサ
'21.5.20
"横走する長い地下匐枝をのばし群生"

寄ってみると
ナガハグサ
'21.5.20

もっとよって花穂
ナガハグサ
'21.5.20

一本の花穂
ナガハグサ
'21.5.20

花穂中間
ナガハグサ
'21.5.20
"枝は1〜6本半輪生"

まだ花柄が開いていないのがあった。
ナガハグサ
'21.5.20

開いていない花穂の中間
ナガハグサ
'21.5.20

別の物なのかと思ったら
同じ群落にあったのでいいみたい
ナガハグサ
'21.5.20

採ってみた。
長さは50pぐらいあった
葉が細い
根生葉が長いことから付けられた名前だそうだけど
ナガハグサ
'21.5.20
"高さ30〜80cm"

葉は幅が2oぐらいあった。
ひどい測り方だけど
ナガハグサ
'21.5.20
"葉は線形で長さ5〜30cm、幅2〜4mm"

花穂一部
ナガハグサ
'21.5.20

花柄のようす
ナガハグサ
'21.5.20
"軸や枝には小刺があってザラ付く"

小穂
長さ約4.5oあった
小穂。小花が4個あった
ナガハグサ
'21.5.20

2〜6小花からなる卵形で長さ約5mmの小穂を多数つける

小穂2個 
小花は3個付いているようだ
手前の小穂の横が写っていて第一苞穎の様子がわかる。
ナガハグサ
'21.5.20

小穂を少し開いてみた。
綴毛(てつもう)がいっぱい見える
内穎や葯が見える
ナガハグサ
'21.5.20

小穂の苞頴を取ったら綴毛がさらにいっぱい。
ナガハグサ
'21.5.20

小花。分解の時に少し痛めてしまった。
ナガハグサ
'21.5.20
"護穎の中脈に毛がある"

小花。葯
分解が悪くて壊れてるかもしれない。
ナガハグサ
'21.5.20

一番上の葉は小さくて稈に沿っている。
ナガハグサ
'21.5.20
"茎葉は目立たず、
一番上の葉は小さく茎に沿って上を向くことが多い"

葉の先はボート型?
ナガハグサ
'21.5.20

葉舌少し横から
長さ1.5oぐらいだった
ナガハグサ
'21.5.20
"高さ0.5〜4o、円頭"
葉舌。葉の先も写った
稈は無毛でつるつるしている
ナガハグサ
'21.5.20
"葉の先端はボート状(船の舳先状)"


稈の節
ナガハグサ
'21.5.20

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