ノダイオウ

Rumex longifolius 漢字名
タデ科 ギシギシ属
高さ60〜150p 多年生
花:6〜8月、やや密な狭い大型の円錐花序、

《名前の由来》 野原に生えるダイオウ(大黄) 大黄は薬草名で中国原産で全体が大きく根茎の内部が鮮黄色だかららしい

学名:属名Rumex(槍の1つのラテン古名) 種小名longifolius(長葉)
ではナガバギシギシRumex crispus は?と調べてみると crispusは縮れた、皺がある とあった。ナガバギシギシの方が縁の波うち具合が激しいということか。

《場所》 北海道、本州(滋賀県以北):低地の湿地、水路の周辺など

◆ギシギシ属は普通 花被片は6枚で 外側の外花被片3枚は小さく萼状で 内側の内花被片は花後大きく広がって一個のそう果を包む◆

さいたまで。
オギの隙間から見えたのは
ノダイオウ
'24.06.16

すっかり熟しているようだけどノダイオウかも
ノダイオウ
'24.06.16

びっしり果実がついていて 輪生する節間が埋まっています
ノダイオウ
'24.06.16

内花被片にはこぶ状突起(粒体)がありません。(他のギシギシ類はあるのが多いので区別点になる)
これは縁はほぼ全縁か緩く波型の鋸歯のようです
ノダイオウ
'24.06.16
”雌花の内花被片は肥大して卵形、2.5〜3mm、低鋸歯〜全縁”

果実をもらってきました
1メモリ0.5o
ノダイオウ
'24.06.16

葉っぱはぼろぼろが多かったけれど ちゃんとしたのもありました
葉身の下部が最も幅が広いそうです
ノダイオウ
'24.06.16

同じエリアに点在しています
葉の縁は波打っています
ノダイオウ
'24.06.16
”上部の葉は小さく、披針形〜長楕円形”

どれも熟したのばかりしかなかった
ノダイオウ
'24.06.16

茎の中ほどの葉は柄が短い これは裏側
ノダイオウ
'24.06.16

他のもっと藪の中にあったのは 下の葉がきれいなのがあったけど 日差しが強くて細かく写っていない
柄がずいぶん長い。裏は無毛
ノダイオウ
”根出葉や下部の茎葉:長さ約20〜35cm、有柄、長卵状楕円形、縁は波状、先端は鈍頭、基部は円形”
ノダイオウ
'24.06.16

茎の途中の葉 上に行くにしたがって柄が短くなっている
ノダイオウ
'24.06.16

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以前 栃木県で見たのを参考にメモ
まだ花もある状態
ノダイオウ
'16.06.04

花柄の途中に節がある
ノダイオウ
'16.06.04

雌雄同株
白いブラシ状の雌しべの柱頭が見えます。黄色い長楕円形は雄しべの葯
ノダイオウ
'16.06.04

内花被片が広がったのには鋸歯があった 粒体は無い
果柄に関節があります
ノダイオウ
'16.06.04

内花被片3枚がぴったりくっついて 果実を包む
粒隊は3枚とも無い
ノダイオウ
'16.06.04

葉鞘?
ノダイオウ
'16.06.04

葉は下に集まっている
ノダイオウ
'16.06.04

ギシギシ類は雑種を作りやすいそうなので、ノダイオウかなと思うのに小さい粒体がついていれば 他のギシギシ類との交雑と疑ってみた方がいいようです。


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