オモダカ

Sagittaria trifolia 面高 別名:ハナグワイ
単子葉植物 オモダカ科 オモダカ属
多年草、花茎高さ20〜100cm、葉は線形&矢じり形、長さ7〜30cm
花:8〜10月、白色、花茎上部には雄花、下部には雌花、一日花、直径1.5〜2cm

《名前の由来》 人の顔に見立てた葉が 水面から高く上に伸びた葉柄につくことから。(人の顔のようには見えませんが・・・)

食用のクワイは中国原産でオモダカの変種

田んぼの間の舗装道路をスーパー(車で10分)からの帰り道。セリ田のあいだにある溜め池のようなところに 白い花の小さな群落が見えました。もしかしてまだメモしてない花かなあと思いながら通り過ぎたのですが しばらく行ってやっぱり引き返してみました。やはりそうでした。葉っぱが変わった形なので調べたらすぐ分かるだろうと思ったのですが そう簡単にはいきませんでした。オモダカのほかに よく似ているアギナシというのがあるのです。書いてある区別ポイントを見た結果 オモダカとしました。水田や浅い沼や湿地などに生えるそうです。

オモダカ
'09.08.08

オモダカ
'09.08.08

なんだか葉っぱを背負ったように写ってしまいましたが。この、人の形に下が二つに裂けた矢じり型をしている葉が、オモダカは上の部分より下の2個の裂片の方が長く、また 先がとがっているのだそうです。(アギナシは下の裂片は上の部分より短く、先がとがらない) う〜む 合ってるかも。

オモダカ
'09.08.08
人の顔には見えませんが もっと太い葉もあるようなのでそれなら少しは?

別の葉をトリミング。さらに細めですが
オモダカ
'09.08.08

雌花をトリミング。花茎の下の方につく オモダカ
'09.08.08

雄花をトリミング。花茎の上方につく
オモダカ
'09.08.08

3個ずつ輪生のようすがわかります。
オモダカ
'09.08.08