オオアレチノギク

Conyza sumatrensis 大荒れ地野菊
キク科イズハハコ属 南アメリカ原産(1920年前後)
高さ1〜2m、2年草
花:7〜10月、直径2〜4mm、長さ約5mm

《名前の由来》 大形の荒地の野菊 名前そのままらしい
南アフリカ原産だけれども スマトラ島に帰化していたものを標本にしたので学名がsumatrensisになったそうだ。

《場所》 本州以南に多い:路傍、荒れ地、放棄畑など

河原にたくさん生えていました。
オオアレチノギク
'16.08.24

側枝があまり伸びなくてほっそりした花穂です。
オオアレチノギク
'16.08.24

花柄や枝には白い毛が密生しています
オオアレチノギク
'09.08.23

総苞は筒形〜壺形(卵形?)
オオアレチノギク
'09.09.02

まだ早い時期で筒っぽいのでだんだんつぼ形になるのかもしれません
総苞片がすこしねじれたようについているのがよく見られました。
オオアレチノギク
'16.08.24

一つトリミングしてみました。
外側は舌状花なのですが短くて総苞の外に出ていなくて目立ちません。
ヒメムカシヨモギは外に出て開いているのが大きな違いです。
オオアレチノギク
'16.08.24

オオアレチノギク
'16.08.24

花を測ってみました。
オオアレチノギク
'16.08.24

茎には開出毛が密生しています。
オオアレチノギク
'16.08.24

下の方の葉は鋸歯があります。
オオアレチノギク
'16.08.24
茎葉は狭披針形で、両面に短毛が生えて白っぽく見えます。
長い葉の付け根あたりに小さい葉がついてごちゃごちゃに見えます。

上に行くにしたがって鋸歯がなくなります。
オオアレチノギク
'16.08.24

葉にはたくさん毛が生えていますが 縁の毛は短くたくさん倒れ気味についているので 一見毛がないように見える。
オオアレチノギク
'16.08.24