オオハンゴンソウ

Rudbekia laciniata 大反魂草
キク科オオハンゴンソウ属 北アメリカ原産(明治時代中期)
高さ0.5〜3m
花:夏〜秋、直径約6cm、舌状花は黄色、筒状花は緑黄色

《名前の由来》 日本在来でキオン属のハンゴンソウに似ていて花が大きいことから
学名のlaciniataは切れ込みのあるとか、裂けているという意味があるらしい

《場所》 日本全土:道端、荒地、畑地、河川敷、湿原等の湿った所

環境省指定特定外来生物

大きな川の河川敷の、橋の下に近い土手に群落がありました。
オオハンゴンソウ
'16.07.26
根株から叢生
特定外来生物だが地下茎でも繁殖するので根絶は大変
枝分かれしている様子。
高さ3mほどにもなるらしい。
オオハンゴンソウ
'16.07.26


オオハンゴンソウ
'16.07.26
舌状花は10〜14枚
オオハンゴンソウ
'16.07.26

オオハンゴンソウ
'16.07.26

左側の葉は上のほうの葉の形です。
オオハンゴンソウ
'16.07.26

上部の葉は互生

中ぐらいの所の葉は大きく切れ込んでいました。
葉の裏に短毛があるそうです。
オオハンゴンソウ
'16.07.26

下のほうの葉
長い柄があり5〜7裂し荒い鋸歯がある
オオハンゴンソウ
'16.07.26

上から下までまとめてわかるのがありました。
オオハンゴンソウ
'16.07.26

葉の部分をちょっと拡大
下に行くにつれて切れ込みが多くなっています。
オオハンゴンソウ
'16.07.26


ハナガサギク

Rudbeckia laciniata 'Hortensis' 花笠菊(別名:ヤエザキオオハンゴンソウ)
オオハンゴンソウの筒状花が全て舌状花に変化したもの。観賞用に栽培されているのもが逸出・野生化
ハナガサギク
'22.08.17

筒状花はありません
ハナガサギク
'22.08.17

ハナガサギク
'22.08.17

葉はオオハンゴンソウと同じ感じ
ハナガサギク
'22.08.17

つぼみが写っていたのでギリギリ拡大してみました
ハナガサギク
'22.08.17


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