ジュズダマ

Coix lacryma-jobi 数珠玉
イネ科 ジュズダマ属 熱帯〜亜熱帯原産
高さ40〜200cm 多年草
花:7〜10月、光沢のある硬い壺型の総苞が目立つ

《名前の由来》 実に糸を通して数珠のようにつなげて遊んだことから

《場所》 帰化種:草地、荒地、水辺など

さいたま市で
用水路の脇の道下の土手に群生していた
ジュズダマ
'20.10.03
茎は直立、叢生

ジュズダマは大きくて独特の姿なのでわかりやすい
ジュズダマ
'20.10.03

4ジュズダマ
'20.10.03

雄花が咲いていた
雄しべは3個、葯は黄色。
ジュズダマ
'20.10.03

葉鞘の変化したつぼ型の総苞の中に雌性小穂(3個のうち1小花だけ花柱を出す)が入っている。
総苞の中から雄性小穂が集まった総が出ている。

色々な段階の総苞が一度に見られた
ジュズダマ
'20.10.03

先に雌花の雌しべが出て
雌しべがしおれてから枯れた後 雄花序から雄しべが出る
ジュズダマ
'20.10.03
花柱は2分岐して、総苞葉の外に出る。

ジュズダマの栽培用変種のハトムギとの区別点の一つとして 総苞の上部のすぼまった所に縦じわがはいる事だそうだ。また総苞はジュズダマは硬くて 熟すとジュズダマと言われているが、ハトムギは柔らかい。

ジュズダマ
'20.10.03

11ジュズダマ
'20.10.03

ジュズダマ
'20.10.03
葉は大きく披針形、長さ30〜60cm、幅2〜4cm

葉にはっきりした白い中脈がある
ジュズダマ
'20.10.03

葉鞘はつるつる
ジュズダマ
'20.10.06

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