ドジョウツナギ

Glyceria ischyroneura 泥鰌繋
イネ科 ドジョウツナギ属
高さ40〜80cm 多年草
花:5〜6月、15〜40pの円錐状花序

《名前の由来》 どじょうがいるようなところに生えるからとか・・・

《場所》 北海道〜沖縄:湿地や水田のあぜなど

家の前の休耕田の縁近くに数本あったり束になっていたり
大きめの株
ドジョウツナギ
'20.05.28

根元
ドジョウツナギ
'20.05.28

ドジョウツナギ
'20.05.28
茎の基部は短く曲がり斜上
葉は線形、長さ15〜20p、幅3〜5mm
葉鞘は筒形になっている
ドジョウツナギ
'20.05.28

葉鞘は筒状
茎は無毛でつるつるしている
ドジョウツナギ
'20.05.28
葉鞘も無毛

葉舌
ドジョウツナギ
'20.05.28
葉舌は膜質で切形、1〜1.5mm
葉鞘の上に耳状の突起

ドジョウツナギ
'20.05.28

花穂が完全に出てきていない
緑色だった
ドジョウツナギ
'20.05.28
花序は淡緑色

こちらの小穂は少し紫がかっている
ドジョウツナギ
'20.05.28

花のころは花序の枝が中軸に密着し、小穂が直立しているので、花序は一本の穂状に見えるとのこと

ドジョウツナギ
'20.05.28

緑の穂かと思ったら
ドジョウツナギ
'20.05.28

反対から見ると赤っぽい
ドジョウツナギ
'20.05.28

中軸が見える側から
ドジョウツナギ
'20.05.28

ドジョウツナギ
'20.05.28

ブラシのような柱頭は白、葯は黄色みがある
ドジョウツナギ
'20.05.28

枝を一本離してみた
ドジョウツナギ
'20.05.28

花序がすこし開いてきているのもあった
ドジョウツナギ
'20.05.28
花序は長さ20〜30cm、各節より2〜3本の枝をだす
花穂がもっと伸びて果期になれば
開出して先が垂れてくるようだ
ドジョウツナギ
'20.05.28

花穂の一枝を採ってみた
ドジョウツナギ
'20.05.28

小穂に小花がこれは4個しかついていなかったが
5個のが多かった
ドジョウツナギ
'20.05.28
小穂 長さ5〜12mm、3〜7小花(約2mm)
少しあけてみた
ドジョウツナギ
'20.05.28
第1苞穎は長さ1.5mm、第2苞穎は2mm。小花は長さ2.5mm

開いてみたら葯が紫がかっているのがあった
ドジョウツナギ
'20.05.28

小穂をひっぱってみると小花についている軸が見える
ドジョウツナギ
'20.05.28
小穂の軸は内穎にそってくねくね曲がっている


間違いやご意見、ご感想などありましたら、すみれ想のメールフォームからご連絡をよろしくお願いいたします。