Teucrium viscidum var. miquelianum 蔓苦草
双子葉植物 合弁花類 シソ科 ニガクサ属
高さ20〜40cm
花:7〜9月、淡紅色、唇形花、長さ8〜10mm
《名前の由来》 蔓になって伸びるニガクサの意
(地下に細長い走出枝を出すのでツルとつくのかと思ったのですが、ニガクサも出すらしいので よくわかりません。また 苦草の部分も、茎や葉に苦味は無いそうなので 本当の由来はわかりませんでした。)
《場所》 北海道〜九州:山地の木陰など
裏山の上のほうで山道らしいところをきょろきょろしながら下りていくと ちょっと上のほうに薄紫の小さな花が見えました。よじ登ってみるとシソ科らしい。ニガクサかなと思ったのですが、あとで拡大してみたら 萼のあたりに腺毛があります。どうやらツルニガクサのようです。
'09.07.23
'09.07.30
これ以上近寄って撮れませんでした。
'09.07.23
トリミング
変わった花の形をしています。
'09.07.23
雌しべと雄しべは同じぐらいの長さ
ニガクサは雌しべが長いです
葉の形。ニガクサは卵状長楕円形で、ツルニガクサは長楕円形だそうです。
'11.09.15
葉柄が結構長いです。
ニガクサはもっと短め?
葉裏
'09.07.30
鋸歯は不揃い。
果期の様子
'09.07.30
上側の萼片はニガクサに比べて先が鈍頭だそうです。
'09.07.23
ニガクサより萼の先が閉じ気味になる。
'11.09.15
'11.09.15
萼は腺毛が密生します
'11.09.15
'11.09.15