メアゼテンツキ

Fimbristylis velata 雌畔点突
カヤツリグサ科 テンツキ属
高さ10〜20p、1年草、
花:7〜10月、鱗片の芒はアゼテンツキより短く反り返らない

《名前の由来》 テンツキは小穂が上向きで天を突くから、または小穂を筆に見立て、点を付けるという意味から。アゼテンツキは畔に多いことから。そのアゼテンツキに似ているが鱗片の芒がそれより短く外曲せずほっそりしていることから雌がついた。

《場所》 本州〜九州:田の畔、休耕田など

さいたまで。 田の畔で。アゼテンツキコアゼテンツキが近くにいた
メアゼテンツキ
'21.11.20

少しもらってきた
メアゼテンツキ
'21.11.20

”葉は幅約0.5oの糸状、茎よりかなり短く、根元に集まる”
メアゼテンツキ
'21.11.20

小穂
茎の先に花序をつける。
メアゼテンツキ
'21.11.20
”葉状の苞が3〜5個つく。花序は1〜3回分枝”

小穂はアゼテンツキより細長い
メアゼテンツキ
'21.11.20

大分熟していて芒が開き気味。小穂の長さが6o超えるのもあった
メアゼテンツキ
'21.11.18
”小穂は長さ4〜5o、幅1〜1.5o、披針形”
メアゼテンツキ
'21.11.20

小穂 一部拡大
メアゼテンツキ
'21.11.20
”鱗片は長楕円形、先端は短い芒になり、反曲しない。 小穂の下部の芒は熟すと反曲することもある。”
メアゼテンツキ
'21.11.20

小花
果実ができていた
メアゼテンツキ
'21.11.19

果実 長さ1o弱あった
柱頭2岐
メアゼテンツキ
'21.11.20
”果実は長さ約0.7o、倒卵形。
柱基全体に長毛があり、花柱にもまばらに毛がある。”
アゼテンツキは柱基の基部に多い)


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