ミクリ

Sparganium stoloniferum(Ylist);Sparganium erectum  実栗
ガマ科 ミクリ属
高さ0.6〜1.5m(それ以上のこともある) 多年草
花:6〜9月、花序は分枝、枝の下方に1〜4個の雌性頭花、上方に3〜20個の雄性頭花

《名前の由来》 球形の実の付き方が栗のいがに似ていることから

《場所》 北海道〜九州:水路、浅い河川、湖沼など
環境省レッドリスト:準絶滅危惧

いしのまきで
ナガエミクリは近所にいるけれど ミクリは河川敷で初めて見ることができた。
雌性頭花 花茎が枝分かれしている部分
ミクリ
'22.07.26

花は終わって 雌性頭花の果実だけ見えた
ミクリ
'22.08.04

葉の裏
ミクリ
'22.08.04

”葉は線形でやわらかく、背稜が発達して断面は三角形、長さ50〜150cm、幅7〜20mm。柔らかく、裏面中央に稜があり、断面は3角形。”

葉の表
ミクリ
'22.08.04

雌性頭花 果実期 直径2.5pぐらいあった
ミクリ
'22.08.04
”果実時に頭花は直径2〜3cm”

上のほうは雄性頭花がついているのだけど 終わってしまって何もついていない枝が残っていた
ミクリ
'22.08.04

雌花の柱頭が出ているのがあった。上部についている小さいのは雄性頭花。まだ咲いていないようだ
ミクリ
'22.08.04

下の枝の雌性頭花。一個だけどちゃんと上に雄性頭花があるので別枝
雌花の柱頭は3〜6mmで他の種に較べて長く頭花から突き出ているそうだ
ミクリ
'22.08.04

葉に隠れて全体がよく見えない 群生
ミクリ
'22.08.04

”ミクリ属では大型になる種で、草丈が1.5mを超えることも。  茎は直立し、地下茎を伸ばして増えるので、時に群落を作る。”

よく探すとたくさんある
ミクリ
'22.08.04

みんな果実期にはいっているみたい
ミクリ
'22.08.04

雄花が咲いているの発見
枝分かれしているのがわかりやすい。
”それぞれの枝の下方に1〜4個の雌性頭花、上方には3〜20個の雄性頭花がつく。
花茎上部から分枝した枝は、ふつう雄性頭花のみとなる。”
ミクリ
'22.08.04

葯がいっぱい
ミクリ
'22.08.04

拡大
ミクリ
'22.08.04

別の株でもあった
ミクリ
'22.08.04

ポロっととれる果実を少しもらってきた
ミクリ
'22.08.04

全体が黒っぽいのも
ミクリ
'22.08.17

いろんな大きさ
ミクリ
'22.08.17

むいてみなかった
ミクリ
'22.08.17

細いのは花被片らしい
ミクリ
'22.08.17


間違いやご意見、ご感想などありましたら、すみれ想のメールフォームからご連絡をよろしくお願いいたします。