オオチドメ

Hydrocotyle ramiflora 大血止
双子葉植物離弁花類 ウコギ科 チドメグサ属
匍匐茎で地面を這う 上部は斜上、葉:直径1.5〜3cm、
花:6〜9月、10数個集まった花序約5mm、緑白色

《名前の由来》 チドメグサ(葉を止血に用いたことから)の仲間で大型なので。

田んぼの畦には ノチドメがたくさんあるのですが、これは田んぼの脇の湿りがちな道の端や山道にありました。

オオチドメ
'09.06.20

図鑑には ”直径2〜3mmの腎円形、浅い切れ込みがありふちは鈍い鋸歯、基部は深い心形”とあります。
見てみると浅く7裂前後に切れ込むようです。そして さらにその裂片に2個ぐらいの切れ込み(鈍い鋸歯)があります。

オオチドメ
'09.06.20

オオというほど大きくないと思ったのですが、ところどころにノチドメよりずいぶん大きい葉もありました。

葉の裏
オオチドメ
'09.06.20

オオチドメの花の特徴は花柄が葉柄よりもずいぶん長く ずっと上の方に咲くということです。 こんな感じ。これはまだ花が開いていません。

オオチドメ
'09.06.20

咲いてるのがありました
オオチドメ
'09.06.20

オオチドメ
'09.06.25

一ぱい花が出ていました
オオチドメ
'09.07.15

果実は2個の分果がくっついていて、そのせいか花の時より数が減ってるように見えました。
オオチドメの花