ウシオハナツメクサ

Spergularia bocconii 潮花爪草 別名:オオウシオツメクサ
ナデシコ科 ウシオツメクサ属
高さ5〜20cm 1年草又は多年草 ヨーロッパ原産
花:3〜10月、淡紅色、花弁の基部が白い

《名前の由来》 海岸付近に自生することと、葉が鳥の爪に似ているから。ハナの部分は、花がウシオツメクサより淡紅色部分が広くて目立つからか?

《場所》 帰化種:普通河口や海岸の荒地など

静岡県で撮影ですが、ウスベニツメクサと比較のための参考ページです。
道の隙間で
ウシオハナツメクサ
'18.03.31

”托葉は鈍い白色〜黄褐色、基部で高く合着し、下部は筒状になり、裂片は三角形、先が尖る”とのことだけれど、なかなか托葉がちゃんとしているのが写ってなくて なんとかそれらしいのを切り取ってみた
ウシオハナツメクサ
'18.03.31
ウスベニツメクサは托葉が筒状にならない

葉は半円柱状とのこと
先は尖らないように見える
ウシオハナツメクサ
'18.03.31
”葉は長さ1〜4.5p、幅0.4〜1o、腺毛あり、対生、多肉質、葉の上面がほぼ平状の半円柱状の線形。葉や茎に腺毛が多い”

”花は淡紅色で花弁の基部が白い”というのも特徴の一つ。
旅行の途中でぱっと数枚撮っただけでアップで撮っていないので 全体の画像から切り取ってみるけれど、なかなかはっきりしていない。
ウシオハナツメクサ
'18.03.31
雄しべの数や萼の基部の黒い斑点が特徴の一部だけれど この画像ではなんとなくしかわからない

花を切り取って拡大してシャープをかけてみた
雄しべの数は4個か5個のようだ
ウシオハナツメクサ
”雄しべは3〜5個。花柱は3個。萼片の基部に黒い班点がある。”
ウシオハナツメクサ
黒い斑点はこれか
ウシオハナツメクサ
'18.03.31

ネットで見ていると色々なタイプがありそうで 確信を持ったり違うのかなと思ったりだけれど とりあえずメモしておきます。


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