スギナ

Equisetum arvense 杉菜
シダ植物 トクサ科 トクサ属 多年生(夏生)
高さ:栄養茎20〜40cm、胞子茎10〜30p
胞子嚢穂 3〜4月、 品種:ミモチスギナ

《名前の由来》 スギナ(杉菜)は杉の樹形に似ているからなどの説。
ツクシ(土筆)は古代に「つくづくし」といわれ、それを略したもの。「つく」は地面から突き出ることから。船に水脈を知らせるための杭、みおつくしに似ているところから。スギナにくっついて出てくる事から付く子。袴のところで継いでいる様に見えることから「継ぐ子」などいろいろな説があるらしい。漢字は筆を立てたように見えることから「土筆」とあてた。

《場所》s 北海道〜九州:畔、土手、二十歳、道端、荒れ地など

ツクシとよばれる胞子茎が先に出てくる。
上に長楕円形の胞子嚢穂
スギナ・ツクシ
'08.04.15

スギナ・ツクシ
'14.04.12

胞子散布前。胞子は淡緑色
スギナ・ツクシ
'14.04.12

胞子を散布後
スギナ・ツクシ
'14.04.12

スギナ・ツクシ
'14.04.12

スギナ・ツクシ
'17.04.15

ツクシが枯れたあとスギナとよばるれ栄養茎がでてくる。
スギナ
'20.05.15

節に鞘状の退化した葉があり袴と呼ばれている。
スギナ
'20.05.15
節に輪生状に枝がつく

スギナ
'20.05.15
茎 円柱状、縦に隆起した線がある

一つ目の節から先が撮れているのがあった。
茎の鞘と枝の最初の節の長さがわかる。
スギナ
'20.05.15

スギナ
'20.05.15
夏から秋に枯れてしまう

まれに栄養茎の先に胞子嚢穂がつくことがあり 品種のミモチスギナという