★だめもとで
日本海側のすみれはなかなか会いに行けず アワガタケスミレに逢いに行くのは一人では無理かなあと思っていました。
2016年 友人がイソスミレを見たいということで 一緒に行く時ことになりました。二人ならレンタカー使っていけるし、あわよくばと思って計画しました。
私が知ってるイソスミレの場所はだめで 他のポイントでやっとあえて目的を果たしたので だめもとでという気楽な山登りでした。
登り始めからナガハシスミレやマキノスミレなどの大株が見られ、期待しながら小さなアップダウンを繰り返します。そして小さな急な下りをおりるとき ふと足元を見ると居ました〜!
ナガハシスミレとそっくりな花なのですが小さく感じます。葉がナガハシスミレより小さく形も違います。
あまり目立ちませんがよく見るとかわいいです。
そこから先に点々とみられました。どこまで続くのかなあと思いながら進むとみられなくなり、頂上まで行かなくてもいいかということで 電車の時間もあるし引き返しました。
友人のおかげでこの年も新しいすみれに逢えました。あそこに また行ってみたいなあ。
アワガタケスミレめも(有茎種:タチツボスミレ類)
Viola awagatakensis T.Yamaz., I.Ito et Ageishi
1997年に新種とされた。
花の形は距が長くナガハシスミレに似るが 小型で葉は基部が切形で光沢がある。分布は今のところ新潟県のみ。
大きな違いはかわいい葉っぱです。
ナガハシスミレと形が違って小さくて丸みがあり硬そうです。
基部は切型。
三角っぽいのもありました。
こちらのほうが普通の形らしいです。
先は丸みがあります
裏は黄緑色
うっすら紫がかっているのもありました。新しい葉はこうなるらしいです。
葉の大きさをぼるにゃん(身長約4cm、顔幅約2cm、胴幅約2.5c、)と比べてみます。
小さいので1cmぐらいでしょうか。大きいのは2cm近かったような。
葉は枯れずに越冬するのでテリハタチツボスミレに感じが似ていますが
それより小さく また テリハタチツボスミレほどの照りはありませんでした。
かわいいかおしてます。
距が長いです。ナガハシスミレとほとんど同じです。
花茎は赤みを帯びていました。
茎が立ち上がっているのは見かけませんでした。
これからどうなるのでしょうか。