ヒメシラスゲ

Carex mollicula 姫白菅
カヤツリグサ科 スゲ属 ヒメシラスゲ節
高さ(花茎)15〜30cm 多年草
花:5〜7月、頂小穂は雄性、側小穂は雌性(長さ1.5〜3p、幅4〜5o)

《名前の由来》 シラスゲに似ていて小さいので

《場所》 北海道〜九州:山地の林内、草地など湿った場所

いしのまきで
家の前の田んぼ側の土手で
頂小穂は雄性で短い。脇に雌小穂4個
ヒメシラスゲ
'09.05.26

雌小穂5個
小穂には柄がほとんどないようだ
下に1個離れてついている
ヒメシラスゲ
'09.05.26
"小穂は茎頂に3〜6個固まって付く。ほとんど柄がなく先端の雄小穂小さく雌小穂に隠れるようにつく"

柱頭3岐が見える
ヒメシラスゲ
'09.05.26

反対側の裏の方の田んぼの道で
ヒメシラスゲ
'21.06.16

最下の雌小穂の苞葉の付け根が細くなっている
ヒメシラスゲ
'21.06.16

雌小穂 3個
ヒメシラスゲ
'21.06.16

小雨の後でしずくがついていた
ヒメシラスゲ
'21.06.16

全体の様子
葉の幅は8o弱ぐらいだった
ヒメシラスゲ
'21.06.16
"基部の鞘は淡褐色、匐枝を出して増える
葉:鮮緑色、幅4〜8mm"

小さい雄小穂と大きい雌小穂
雌小穂は2〜2.5pぐらい
ヒメシラスゲ
'21.06.16

長めの雌小穂
ヒメシラスゲ
'21.06.16
"側小穂は長さ1.5〜3cm、幅4〜5mm、円柱形"

いつも行く低山のでアケボノソウを見つけた付近で。まだ小穂が見られた。
ヒメシラスゲ
'21.08.29

茶色になっている
ヒメシラスゲ
'21.08.29

ヒメシラスゲ
'21.08.29

葉の表 3脈が見える
ヒメシラスゲ
'21.08.29

葉の裏
ヒメシラスゲ
'21.08.29

果胞はミヤマシラスゲのように膨れることはないようだ
ヒメシラスゲ
'21.08.29

果胞
ヒメシラスゲ
'21.08.29

果胞が外れた部分
ヒメシラスゲ
'21.08.29

葉と茎
ヒメシラスゲ
'21.08.29

最下の苞葉の付け根
ヒメシラスゲ
'21.08.29

小花 左6月 右8月(別の場所) 長さ4.5p弱ぐらい。鱗片は2.5mmぐらい
ヒメシラスゲ
"果胞:長さ3〜4o、嘴が長い
鱗片:先が尖る、果胞より小さい"

果実は3稜形、倒卵形。黒褐色のは8月、黄緑のは6月。長さは2o弱ぐらい。
ヒメシラスゲ
"果実は長さ約1.8oの倒卵形、頂部に短い曲がった嘴がある"


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