ヒレタゴボウ

Ludwigia decurrens 鰭田牛蒡 別名:アメリカミズキンバイ
アカバナ科 チョウジタデ属 熱帯アメリカ原産
高さ20〜170cm 1年草
花:8〜9月、花弁4個、黄色、広倒卵形、直径約2.5p

《名前の由来》 タゴボウ(在来種のチョウジタデの別名)の仲間で葉の下に翼(ひれ)があるから
タゴボウは根がゴボウに似ているかららしい。ヒレタゴボウもそうなのかは確認していない

学名:種小名 decurrenは、下に延びたという意味のようで 葉の下から翼(ひれ)がつながっている様子かなと

《場所》 帰化種:本州、四国:水田、休耕田など

さいたまで
田んぼのそばの湿地の一角に咲いてるのをみつけた
まだそんなに増えていなかった
茎はよく分岐して 一株でも多く見える
ヒレタゴボウ

花弁は4個 チョウジタデよりもずいぶん大き花だと思った
チョウジタデは花の直径が6〜8oで ヒレタゴボウは2.5pぐらい
ヒレタゴボウ
雄しべは8個 2個1組で4組あるようだ

花粉がでている
ヒレタゴボウ
'24.08.25

横から見ると子房が長くアカバナ科の花だなあと思う
葉腋にひとつづつ花がつく
ヒレタゴボウ
”果実:刮ハ、長さ1〜2p、4稜形、萼片が残る、
熟すと褐色になり、側面が破れて多数の種子が落ちる”

こちらは蕾
ヒレタゴボウ
'24.08.25

花が落ちて果実ができ始めているようだ 萼は4個
ヒレタゴボウ
'24.08.25

葉は披針形
中心より付け根よりが幅広い
ヒレタゴボウ
'24.08.25

”葉:互生、ほぼ無柄、無毛、長さ5〜15p、幅1.5〜3p、披針形〜狭披針形、全縁、次第に細くなって尖る、基部は急に細くなり翼状に茎の稜に流れる。”

葉の裏
ヒレタゴボウ
'24.08.25

葉の付け根から茎の稜へひれ状につながる。茎は4稜形
ヒレタゴボウ
'24.08.25

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