イタドリ

Fallopia japonica 虎杖
タデ科ソバカズラ属
多年草  高さ0.5〜1.5m
花:7〜10月、クリーム色を帯びた白色、雌雄異株

《名前の由来》 表皮から糸状のものを採るので 「いとどり(糸取)」と呼ばれ、 しだいに「いたどり」になった。虎杖は漢名。「杖」は茎の意味で杖にするわけではない。春先の若い芽の紅紫色の斑点が虎の模様に似ていることかららしい。根を乾燥させてたものを虎杖根(こじょうこん)といい緩下剤などにする。
鎮痛作用があるので、痛みを取る草、イタドリとなったという説もある。

《場所》s 北海道〜九州:山野のいたるところで

どこにでもみられるのですが 草刈されるので 葉だけのが多くなかなか花が咲いているのにであえません。

イタドリ
'09.06.01

相当大きくなっている株で、花が咲いているのがありました。
北海道から本州中北部にイタドリより大型のオオイタドリが分布しますが、これは葉の裏が白っぽくないので当しないのかな?と思いました。

イタドリ
'09.07.01

イタドリ
'09.07.01

花をトリミング。雄花です。雄しべが8個。
花穂が葉より上に立ちあがります。
イタドリ
'09.07.01

雌株も撮影。 葉っぱはボロボロでした。
花穂は葉の陰に垂れさがります。
イタドリ
'09.08.05

花をトリミング
イタドリ
'09.08.05

花柱は3個。小さい雄しべが付いています。 5つの花被片(花びら)のうち3つが翼があり花が終わると大きくなってそう果を包むそうです。なんとなく 3枚がわかるような感じですが はっきり写っていませんでした。

イタドリ
'09.08.05

別の場所で。花の白いのがきわだっていました。
イタドリ
'09.09.02
雄株

イタドリ
'09.09.02
雌株

果実ができてきています。花皮片に翼が広がって3枚で包んでいます。
イタドリ
'09.09.07

家の傍の田んぼの土手で雄株
イタドリ
'15.09.12

市内の別の場所で
イタドリ
'16.08.24
葉は互生し長さ6〜15cmの卵形〜広卵形

長さを測ってみました。
13cmぐらい
イタドリ
'16.08.24