《名前の由来》 水湿地に生えてカンアオイに葉の形が似ていることから。 古名をナギというそうでコナギはこの事から付いたようです。
《場所》hj 北海道〜九州:水田や沼などの水湿地
沼の近辺のちょっと外れた湿地でコナギのような色の花を見かけました。近寄ってみるとミズアオイです! 大震災の後、土の撹乱でミズアオイの群落が豊北各地で復活しているということなので ここもそうなのかもしれません。
雨が多かった時期で水が多く短い長靴ではそばまでいけなかったので 花はトリミングしています。
同属のコナギに比べて花が大きくよく開いていて コナギは葉の下に花がありますが ミズアオイは葉のずっと上に花が出ています。
そのうち長い一本は葯が青紫色でつぼみの間に自家受粉し、残りの短い雄しべ5本は黄色で開いてから花粉を出すそうです。(コナギも同じ構造です。)
上の画像では青紫の葯がはっきりわからないので、写っているのがないか探して何とかわかるのをトリミングしてみました。