ヌカキビ

Panicum bisulcatum 糠黍
単子葉植物 イネ科 キビ属
1年草、高さ30〜120cm、葉は長さ約20cm
花:7月〜11月、淡黄緑色、花序12〜30cm、小穂 約2mm

《名前の由来》 キビの仲間で小穂が小さいので糠にたとえた。

《場所》 道端、林縁、水田の畦などのやや湿った所
北海道〜沖縄

田んぼのそばの道の日陰にたくさんあって
 一つ一つは弱々しいけれども 集まると目立っていた。
ヌカキビ
'11.09.17
小穂が細かいのたくさんあつまると もやのようだった。

一本だけ撮とろうと思ってもうまくいかない。
ヌカキビ
'11.09.17

葉は長さ5〜30cm、幅0.4〜1.2cm と図鑑にある。
ヌカキビ
'11.09.17

花序の先に小さな小穂がつき垂れ下がる。
外来種のオオクサキビに似ているけれど ヌカキビは花枝が垂れさがる。(オオクサキビは小穂がついている部分が斜上するけれど垂れない。小穂の数も多い)
ヌカキビ
'11.09.17

ヌカキビ
'11.09.17

小穂はオオクサキビよりふっくらしている
ヌカキビ
'11.09.17

お寺の裏山で
一本だったので撮ってみたけど
ヌカキビ
'18.10.03

ヌカキビ
'18.10.03

ヌカキビ
'18.10.03

ちょっと変な小穂があった。
ヌカキビ
'18.10.03

さいたまでもみかけた
ヌカキビ
'20.10.03

花序が出きっていない
ヌカキビ
'20.10.03

小穂が紫がかっていた
ヌカキビ
'20.10.03

ヌカキビ
'20.10.03

小穂 上:第1苞頴がわ 下:第2苞穎がわ
第1苞頴は小穂の長さの1/3〜1/2
これもオオクサキビとの見分けポイントで オオクサキビは1/5〜1/4とのこと
ヌカキビ
'20.10.03

左:葉舌 中:葉鞘の縁に毛がある 右:節
ヌカキビ
'20.10.03

葉の表
ヌカキビ
'20.10.03

葉の裏
ヌカキビ
'20.10.03

葉身と葉鞘の境目
ヌカキビ
'20.10.03

葉舌は鋸歯状 (オオクサキビは毛状)
ヌカキビ
'20.10.03


ヌカキビ
'20.10.03