セイタカハリイ

Eleocharis attenuata 背高針藺
カヤツリグサ科 ハリイ属
高さ20〜50cm 1年草又は多年草 匍匐枝は普通無く叢生
花:5〜10月、1個の小穂を頂生

《名前の由来》 背の高いハリイ

学名:Eleocharis(ハリイ属 沼地性植物) attenuata(漸尖 次第に尖る)

《場所》 本州以南:湿地、休耕田、溜池付近など

さいたまで。
水田の隅で発見 抽水状態だった
セイタカハリイ
'21.07.07

花茎の先に小穂が1つだけ
柱頭は3岐のようだ
セイタカハリイ
'21.07.07

卵形〜広卵形で、基部に近い部分が幅広い というのに合致している
セイタカハリイ
'21.07.07

未熟のそう果
セイタカハリイ
'21.07.07

別の年 沼のわきの湿地にたくさんいた
抽水ではなかった。
セイタカハリイ
'24.05.17

小穂は芽生することはほとんどないらしい
セイタカハリイ
'24.05.17

茎の基部の葉鞘は褐色
セイタカハリイ
'24.05.17
”葉は茎の基部について葉鞘のみに退化、赤褐色。”

小穂 少し細長いけれど
セイタカハリイ
'24.05.17

少しもらってきた
セイタカハリイ
'24.05.17

茎の断面
セイタカハリイ
' ”ほぼ円柱形、幅0.5〜1mm”

卵形のと少し長めのもの 長さは7o 10o ぐらい
セイタカハリイ
'24.05.12

セイタカハリイ
'24.05.17

柱頭は3岐 確認
セイタカハリイ
'24.05.12

鱗片は2o強ぐらいしかなかった
セイタカハリイ
”鱗片は長さ約2.5mm、倒卵形〜広卵形、、鈍頭〜円頭、短芒があり、膜質”

そう果 柱基は幅より高さが低い3角錐状。幅はそう果とほぼ同じから2/3とのこと
そう果の長さは1oぐらいだった
セイタカハリイ
”痩果は倒卵形、長さ約1mm、鈍3稜形、完熟すると淡褐色”

刺針状花被片は6本、そう果と同長かやや長い、下向きに刺状 に合致していた
長くても柱基より長くなることはないようだ
セイタカハリイ
'24.05.17

”上部を中心に小逆刺”が多いけれど 変異があるらしい
セイタカハリイ


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