シロバナサクラタデ

Persicaria japonica 白花桜蓼
タデ科イヌタデ属 多年草 高さ30〜100cm、
花:8〜11月、白色、長さ3〜4mm

《名前の由来》 サクラタデに似ているが、花色が白である為

《場所》s hj 北海道〜九州:湿地

近くの小さな川の土手の下で湿っぽいところです。
花序は先が垂れる事が多いのですが これはあまり垂れてなかった。でもサクラタデとは感じが全然違いました。

シロバナサクラタデ
'11.09.14

花はサクラタデに似ているけれども それより少し小さめで白く密についています。
ただ 白花のサクラタデもあるそうなので区別ポイントを覚えておかないといけないようです。
花序の分岐が多いのも違いの一つ
シロバナサクラタデ
'11.09.14

群落になっているのを見つけました。
シロバナサクラタデ
'15.09.19

花皮片の長さ3〜4mmでサクラタデ(5〜6mm)より小さい

サクラタデと同じように 雌しべが長い花(長花柱花)と短い花(短花柱花)があります。

長花柱花
シロバナサクラタデ
'16.08.16

雌しべが長く 中の方に短い雄しべがあります。
雌しべは2つに分かれていますが3岐のもあるそうです。
シロバナサクラタデ
'16.08.16

短花柱花
シロバナサクラタデ
'16.08.16

トリミングしてみましたが雌しべがちゃんと写っているのがありませんでした。
花皮片より長く雄しべが出ていますが短い雌しべもついています。
左の花にちょっと見えます
シロバナサクラタデ
'16.08.16

サクラタデの違いとして 他には  サクラタデはそう果は3稜形で、シロバナサクラタデでは3稜形(柱頭が3岐)のものとレンズ形(柱頭が2岐)のものがあるらしい。

シロバナサクラタデ
'15.09.19

葉は披針形、長さ7〜16cm、先はとがります。
ちょっと厚め
シロバナサクラタデ
'16.08.16
節は少し膨れています。

斑が入っているのもありました。
シロバナサクラタデの葉
'11.09.14

茎をつつむ托葉鞘は筒状で長さ1〜2.5cm、縁に長毛が生える。
シロバナサクラタデの托葉鞘
'11.09.14

縁の毛は長いけれども筒の長さより短い
シロバナサクラタデ
'15.09.19

シロバナサクラタデ
'16.08.16

托葉鞘にはあらい伏し毛があります。
シロバナサクラタデ
'16.08.16