テリハノイバラ

Rosa luciae 照葉野茨
バラ科 バラ属
高さcm つる性落葉低木
花:6〜7月、白色、直径約直径3〜3.5cm、5弁花

《名前の由来》 ノイバラに似ていて、葉に照りがあることから
学名:種小名luciaeは(栽培家である)ルシア夫人のという意味らしいけれど どういう人かわからなかった

《場所》 本州〜沖縄:日当たりのよい草地、河原など 海岸から高山の川原、草地まで広く分布

いしのまきで。 海に近いけれど山の中で見た。海辺にあるのかと思ったら山の中だった
テリハノイバラ
'24.06.25

花はノイバラと区別がつかなかったけれど 少し大きめか
花期はノイバラ(5〜6月)より遅い
テリハノイバラ
”花は枝先に数個集まってつき、やや大きい。雄しべは多数、花柱は柱状に合着し、有毛”
テリハノイバラ

葉が皮質で厚く光沢がある 色は濃い 小葉の先は丸いことが多い
テリハノイバラ
”奇数羽状複葉、小葉:2〜4対、頂小葉と側小葉はほぼ同じ大きさ、長さ1〜2cm、楕円形または広倒卵形、粗い鋸歯”

つぼみ ”萼片の内面に短毛が密生”がちょっと見える
テリハノイバラ
'24.06.25

つる性で這っている
テリハノイバラ
'24.06.25

9月、海岸で果実
テリハノイバラ
”果実:萼筒が肥大した偽果、直径6〜8o、卵球形、” 直径6?8mmの卵球形で、10?11月に赤く熟”

葉は互生し 長さ4〜9p 奇数羽状複葉
テリハノイバラ
'24.09.25

茎の鉤型の刺 枝は無毛
テリハノイバラ
”托葉は緑色、下部が葉柄と合着、鋸歯があり先に腺がある”

葉裏も無毛
テリハノイバラ
”葉軸や葉裏の主脈には腺毛がまばらに生える”
そうなので 葉裏の主脈はよくわからなかったけれど、 葉軸を拡大してみた
テリハノイバラ

10月 赤くなった果実がたくさんついていた
海のそばの歩道に這って伸びていた
テリハノイバラ
'24.10.27

テリハノイバラ
'24.10.27

テリハノイバラ
'24.10.27

”偽果は赤色に熟す、先端に花柱や萼片の一部が残る。”
テリハノイバラ
なかに長さ4〜5mmの痩果(種子)が入っているそうだ


間違いやご意見、ご感想などありましたら、すみれ想のメールフォームからご連絡をよろしくお願いいたします。