ウシクグ

Cyperus orthostachyus 牛莎草
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
高さ20〜70cm 1年草
花:8〜10月、花序は散形で複生、花序枝が全体に不揃い

《名前の由来》 クグは古い呼び名でカヤツリグサの仲間を表す? 大きいからウシ? どちらも色々な説があるようだ

学名:種小名orthostachyusは直立した穂??

《場所》 北海道〜九州:湿地、耕作放棄水田、田の畔、用水路など

いしのまきで
近所の水田の耕作放棄地でたくさんいた
花序枝の長いものよりも苞葉が長い
ウシクグ
”やや叢生し、匐枝はない”

大形のカヤツリグサで60pぐらいのもあったけれど、他の背が高い草も生えていてわかりにくい
ウシクグ
”'24.09.28”

花序の枝がばらばらの長さ
ウシクグ
'24.09.28

1つの花穂 小穂がコゴメガヤツリに似ているけれど コゴメガヤツリとつき方が違って まばらで軸に斜めについている。またコゴメガヤツリは小穂の色が紫褐色を帯びない
ウシクグ
'24.09.28

小穂は軸から開いてついている
ウシクグ
'24.09.28

先の方は密についていた
鱗片は紫褐色で、芒はなく円頭で、中助は緑色
ウシクグ
'24.09.28

小穂はやや扁平で厚みがある
柱頭は3岐
ウシクグ
'24.09.28

苞葉が無くなっていて花穂がわかりやすいのがあった
鱗片の赤紫が目立つ
花序枝はとても長いのからほとんどないのまで とても不ぞろい
ウシクグ
'24.09.28

すこしもらってきた。全体の様子がわかりやすい
花枝は中心は無いが、全体に不揃いで 長さ18pぐらいのもあった
ウシクグ
”葉は稈より長く幅は5〜8o”
”花序は散形で複生、苞葉は3〜5枚が花序より長く40cmにもなることがある。 10〜20cmに達する長い枝をもつ花序が5〜10個ある。”

基部の鞘は褐色
ウシクグ
'24.09.28

まだ伸びていない穂
ウシクグ
'24.09.28

1つの花穂
これはあまり鱗片の色が濃くなかった
ウシクグ
'24.09.28

小穂 長さ8oあまりだった
長さ5〜10mmとのこと
小花は14個ついていた。8〜20個つくそうだ
ウシクグ
'24.09.28

鱗片の中助は緑色 鱗片の長さは1.5o弱だった
”鱗片は広楕円形、長さ1.2〜1.5mm、 側面が赤紫色で中助は緑色 鈍頭”
ウシクグ
'24.09.28

鱗片の色がついていないのもあった
ウシクグ
'24.09.28

そう果は倒卵形 長さ1.5oぐらいあった
ウシクグ
”そう果の長さ1〜1.5mm”

そう果の横断面は3稜形
ウシクグ
'24.09.28

さいたまでもあったけれど草刈りの後で伸びたようで、長い苞葉がなくなっていた
ウシクグ
'23.10.07

残っていた花穂を見てみると
ウシクグ
'23.10.07

少し短いけれど特徴がでていた
ウシクグ
'23.10.07

鱗片の先がまるい
ウシクグ
'23.10.07

葉や茎を揉むとレモン系の香りがするそうだけど試してなかった・・・



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