ずっと昔。岩手にいる頃、マキノスミレがたくさん咲いていましたが、その中で葉が水平だからこれはシハイスミレかな？なんて、勝手に考えたりしていました。でも　そう簡単なものではないようです。分布的にもすべてマキノスミレだったのでしょう。

　図鑑を見ているだけではなかなか同定は難しいです。知っているすみれなら　細かいところは気にしないで　何スミレときめているけれど。
　知らないすみれは　やはり細かいところの記述がよりどころとなります。しかしそれは危険なことでもあるようです。毛があるからとか　色が違うから別のすみれだとか思ってしまいそうです。　変異もありますし確実なことではなく　同じすみれであることも多いのです。

　実は　わたしは　細かいことは覚えられないので、雰囲気だけでいいのではという気がしていましたが、図鑑だけで決める場合　それはなかなか難しいです。
　細かいところをいちいち気にしないでも　実際にすみれを前にして　詳しい方に教えていただいて　たくさんすみれに出会って　覚えていくというのが一番いいと思いますが、細かい部分というのは　ネット上や実物を前にしていないときに　知らないスミレを説明したりされたりする時に役に立ちます。
　例えば　ニオイタチツボスミレとタチツボスミレは見た目も全然違うと思うのですが　それを説明するには　やはり　部分的な説明が要ります。でも　わたしはそういう部分をあまり覚えていない事が多いので説明ができないのが困り物です＾＾；

　カメラで撮っておくとわかりやすいので　いろんな角度からすみれを撮っておこうと思いつつ　いざ　であってしまうと　すっかり忘れて、とにかくかわいいところを撮ろうとばっかり思ってしまいます＾＾；

　また、インターネットをはじめてみて　さらに写真に撮っておく必要を感じるようになりました。なぜかというと　図鑑やネット上ですみれの画像を見ても　実際に知っている○○スミレと感じが違うなあと思うことが時々ありますが、自分でデジカメで撮った物を見ると　不思議なことにその画像と雰囲気が似ているのです。色についてはあまり確実でないという所は難ですが。
　目で見た時とはちがう　カメラの目というのがあるのかな。画像が大きくなるので雰囲気が変わるのでしょうか。

　なんだか　前にもこんな話題　やった気がしますが　気まぐれだから　何回でもいいですよね＾＾；

ＨＰ、ながらくおやすみしてましたが　やっと顔（？）出せるようになりました。
今、宮城県にいます。突然こちらに来てからそのままなのですが、当分こちらに滞在になりそうですので、インターネット申し込むことにし、やっと繋がりました。
田舎で、インターネットの条件が悪いので重いし、さいたまにいた時に比べ　ネットする時間が限られるので　更新やレスが、やはり遅くなると思いますが、また　よろしくお願いいたします。

昨年は、いつすみれを見に行けなくなるかわからないという気持ちがあり、又、みな様からのすみれだよりに触発されて、例年になくいろいろなすみれに会うことができました。ありがとうございました。
今年は、出かけることはできなくなるかもしれませんが、みなさまからの発信を楽しみにお待ちしています。
本年も　よろしくお願いいたします。

私は方向音痴らしいです。大きな建物に入って出てくると反対側に行ってしまったり、車を運転して知らないところに行くと一度で目的地につくことは少ないです。電車は反対方向に乗ることはショッチュウあります（これは方向音痴とは違う？）

ということで　一人ですみれに会いに山に行きたいと思っても　行けるのはいまのところ　高尾山しかありません。知らないところでも　街中なら何とかなりますが　山では　もし間違えたらどうなるか心配です。それに普段運動してないし山に行くこともないので体力も心配で　何かあったとき一人だと危険かなあということで　どなたかに連れて行ってもらう以外に　知らない山へ行くことはありませんでした。もちろん　理由は方向音痴だけではないですが。

今年の春は　おっとが暇なので　私が行きたいと言うと一緒に行くことが多く　例年になくあちこちに行くことができました。HPのおかげで　色々な　情報も頂き、日光、尾瀬、御坂、奥多摩、ちょっと長野県などなど（皆様ありがとうございますm(_ _)m）。どこもほんの一部分に行っただけですが、それでも私にとっては　それぞれに　楽しみなすみれに会うことができて、何年分もうれしいことがありました。

山で　こつこつと歩みを進めながら出遭うすみれはまた格別です。同じ種類のすみれでも　いろいろな咲き方を見せてくれます。こんな顔をすることもあるんだとびっくりしたり。あっちばっかり向いて後姿しか見せなかったり。でもやっぱりかわいいのがいいなあ＾＾

しかし　おっとと一緒だと　色々困ることもあります。立ち止まりたくてもなかなかゆっくりできなかったり、おっとが遠くの山の木の話しをしているときに　わたしは近くの山道の端のちっちゃい花を見ています。木のことを教えられても　目玉の片っ方は下を見ているので　脳が分裂というか　頭に入りません＾＾；　

カメラ一台なので　私は主にすみれ　おっとは景色で　設定がいちいち違うので面倒です。何でピントが合わないんじゃと思うと　auto（これだと細かい設定ができないので　すみれ撮れません）になってたり　マクロのまま風景を撮ろうとしてたり＾＾；

と文句を言っては申し訳ないですね。おかげで色々行けたし、おっともちょっとですがすみれを見つけるのを手伝ってくれるようになったし。

おっとが鹿にであったとき　わたしは　下を向いてカタクリやアカネスミレを見ていて　鹿を見逃しました。それはちょっと残念でした。
時々は上も向かないとね。

楽しかったなあ　春のすみれ訪問。
来年もいけるかなあ。すみれの友人と行くのもいいし、詳しい人に教えてもらいながらと言うのもいいし。一人で行ってみたい山もあるんだけどなあ。