すみれ想トップすみれのたよりMy すみれだよりきまぐれ通信(2002年)>2002年3月


きまぐれ通信 *すみれ想*

---2002 年3月---
2002年2月へ | 2002年4月へ
2002年3月9日(土)
原色日本のスミレ(浜栄助 著)が6月復刊の予定だそうです。
復刊ドットコムと言うサイトで 色々な本の復刊希望者が100人超えると 出版社と復刊の交渉をしてくれるというところです。そこに上記の本の希望をはじ めたのが高尾周辺のすみれのtakiuraさんです。わたしもず〜っと前に投票したんですが いよいよ復刊です。といっても 予定なので いつ いくらで  というのはわかりません。
百科辞典のようなサイズで 2年以上前 古本屋で12万円!!でした。県立図書館にあるので何度か借りて見ました。写真ではなく 各すみれが細かく また  部品ごとにも細密に描かれてます。標本のような感じですが そっけなさを感じません。
あ〜あ 買う決心のいらない値段なら良いんだけど・・・
No.31

2002年3月12日(火)
 与謝蕪村が 《骨拾う 人 にしたしき 菫かな》
夏目漱石が 《骸骨を叩いて見たる菫かな》  
というように なぜ すみれと 人骨が関係あるのか不思議でしたが
ネットサーフィンしていたときに発見
それは 
むかし 野辺送りをしたあと 翌朝 骨揚げに行くという風習があり
また すみれは 
山部赤人 の 《春の野にすみれ摘みにと来しわれそ 野をなつかしみ一夜寝にける》
という 歌があることから 
一晩 亡き骸をやさしく見守るすみれ という発想とのことです
この連想は 蕪村がはじめだったとか・・・
No.32

2002年3月17日(日)
すみれの先輩達のあとについ て高尾山に行ってきました。例年より早いらしいです。アオイスミレがたくさん咲いていました。他のスミレが咲く前に 精一杯さいています。いつもはしおれ たのを見る事が多いのですが アオイちゃんを見なおしました。
 少し上に行くと 白に近い色のコスミレが!そして日陰の方にはヒナスミレの葉がたくさん見つけられました。もしかして花もと思っていると 咲いてる咲い てる!すごく小さくてかわいいのから ヒナスミレらしい中輪まで。でもやっぱり まだ 葉だけのが多いです。これからまだまだ美しくなって行きます。
それから さらに嬉しいことに 高尾山近くの人家のそばで ものすごくかわいい マルバスミレがさいていました。まるで 小猫が石垣の隙間から覗いている 感じです。もう夕方で写真はストロボをたいてしまいましたが 白だと結構だいじょぶでした。
まだまだ いっぱい嬉しいことはあったのですが へたな写真をアップしましたのでまいふぉとを見てください。
(高尾山では 15種以上 見る事が出来ます)
No.33

2002年3月23日(土)
今年の収穫その1
見た事がないすみれを見るというのはものすごくうれしいことですが、知っていると思っていたすみれが実はよく知っていなかったという事を知る事も 嬉しい 収穫です。(なんじゃこれ〜)
コスミレを見分ける時 わたしは 花の正面の顔でかってに決めていました。もちろん 葉の形も見ますが・・・ で コスミレの葉は 放射状に展開するから その形が みつける手だてになるということを ある人から聞いていてまた読んでもいて、知っていたつもりだったのですが、今年初めてそれを実感することが できました。今年の収穫一番目です^^ 
No.34

2002年3月29日(金)
収穫 その2  
今年は アオイスミレが主役の頃に見に行けたので アオイスミレへの印象を新たにしました。いつもは しおれかかっているのが多く アオイって影の薄い花 だなあと思っていました。しかし!今春はみずみずしいアオイちゃんとあって アオイちゃんと言うよりは あおいさん って言う感じで結構美人だと気がつい たのです。もちろん 花は派手なものではないのですが ぼかし具合も、もしかしたらヒナスミレにも劣らないのでは なんて・・・・^^;
ほんと よかったなあ
No.35
2002年2月へ | 2002年4月へ
design by  shiromuku(f3)DIARY

すみれ想トップすみれのたよりMy すみれだよりきまぐれ通信(2002年)>2002年3月